仕上げ工程その3
引き続き仕上げの作業が続きます。
パテ塗りした箇所をエアー工具で磨き、工具が入らない部分は手作業で磨きます。
この工程は完成のクオリティをどこまで追求するかで作業にかかる時間が左右されるといってもいいかもしれません。
ひたすら完成度を上げるためにパテ塗り→磨きを繰り返します。
磨き終えたら次はサフェーサを吹きつけます。
サフェーサは塗装の下地として必要なものです。
最終的に白いサフェーサを吹き付けますが、まずグレーのサフェーサを吹き付けました。
一見、もう塗装しても良いのかと思ってしまいますが、
よく目を凝らすと、微細なピンホールがあったりします。
ピンホールの拡大画像(真ん中の点です。分かるでしょうか?)
サフェーサがグレーなのはこうしたピンホールを見つけやすくする為でもあります。
こうした箇所に再びパテ塗り→磨きを行い、再度サフェーサを吹き付けます。
仕上げの工程はこれで完了です。後は組み立てて塗装します。
※この段階でFRPもしくはシリコンで型を取ることにより、量産化することもできます。